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幸せとは?脳科学的な視点からわかった3つのポイント

こんにちは、かなで です。

あなたは幸せについて、どう思っていますか?

「幸せになりたい」「もっと幸福感を味わいたい」

そう願っている人は多いはず。

でも、「幸せ」って、とても曖昧なものですよね。どうしたら手に入るのか、どうやって感じればいいのか、答えが見つからず悩んでいませんか?

どうすれば幸せになれるのか、というゴールが分からないと、そこを目指せませんよね。目的地が分からなくて迷子にならないように、「幸せ」について深掘りしてみたいと思います。

実は、幸せには科学的な仕組みがあります。私たちの脳内で分泌される3つの物質が、幸福感の鍵を握っているのです。

今回は、その3つの物質と、誰でもすぐに実践できる「幸せのつくり方」を、脳科学の視点からご紹介します。

 

1. 安定した心の土台をつくる「セロトニン的幸福」

 

セロトニンは、「心の安定」や「やすらぎ」を感じさせてくれる物質です。

心の土台となるような、静かで穏やかな幸福感。これが「セロトニン的幸福」です。いくら宝くじに当たっても、心が不安定では幸せを感じにくいですよね。まずはこの土台をしっかりと築くことが大切です。

セロトニン的幸福を感じるには?

  • 朝日を浴びる:朝起きてすぐにカーテンを開け、太陽の光を浴びましょう。たったこれだけで、脳が目覚め、セロトニンの分泌が促されます。
  • リズム運動:ウォーキングやジョギング、ストレッチなど、一定のリズムを刻む運動が効果的です。ガムを噛むことでもセロトニンは分泌されます。
  • バランスの取れた食事:セロトニンの材料となるトリプトファンという成分は、肉や魚、乳製品、大豆製品に多く含まれています。

 

2. 人とのつながりで生まれる「オキシトシン的幸福」

 

オキシトシンは、「つながり」や「愛情」を感じることで分泌される物質です。

家族や友人、恋人、ペットなど、大切な人との触れ合いやコミュニケーションが、この幸福感を生み出します。誰かに優しくしたり、感謝されたりすることでも増えます。

オキシトシン的幸福を感じるには?

  • 大切な人をハグする:ハグは、オキシトシンを増やす最も手軽で効果的な方法です。家族や恋人、ペットを抱きしめてみましょう。
  • 感謝の気持ちを伝える:「ありがとう」「助かったよ」と、身近な人に言葉で伝えてみましょう。相手もあなたも温かい気持ちになります。
  • ボランティアや寄付をする:誰かの役に立つ行動は、社会とのつながりを感じさせてくれます。

 

3. 目標達成で得られる「ドーパミン的幸福」

 

ドーパミンは、「達成感」や「成功」を感じた時に分泌される物質です。

目標をクリアしたときの達成感や、頑張った自分を認められる喜び。これが「ドーパミン的幸福」です。ゲームや仕事で成功したときに「やった!」と感じるのは、このドーパミンのおかげです。

ドーパミン的幸福を感じるには?

  • 小さな目標を設定する:いきなり大きな目標を立てるのではなく、「今日は部屋の片付けをする」「新しいレシピに挑戦する」など、すぐに達成できる小さな目標を立ててみましょう。
  • 達成したら自分を褒める:目標をクリアしたら、「よくやった!」「すごい!」と声に出して自分を褒めましょう。
  • 新しいことに挑戦する:新しい趣味や勉強など、未知のことに挑戦する過程でもドーパミンは分泌されます。

幸せは「つくりだせる」もの

 

幸せは、偶然手に入るものではありません。

今回ご紹介した3つの物質は、日々の行動によって自分で増やすことができます。

心の安定を保ち、人とのつながりを大切にし、小さな目標をクリアしていく。この3つをバランスよく生活に取り入れることで、きっとあなたは「幸せ」を自分でつくりだせるようになります。

今日からあなたも、少しずつ「幸せの習慣」を意識してみませんか?

かなで